株式会社OUTSTANDING 小林亮太
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【小林】心霊鶏湯小林流
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2025/08/21 06:11
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【小林】心霊鶏湯小林流
その日、
部下から報告書を受け取った僕は、
凍り付いた。
返品率が、30%を超えていた。
3000万円の赤字である。
同僚を出し抜いてやろうと、
3か月前から強引な売込みを続けたことが
仇に出た。
事業部のマーケティングを任されて
3年目。
窮地に立たされていた。
デスクで固まっている僕に、
「社長が呼んでいます。来てください。」
秘書の呼び出しだが、
死神の招き声に聞こえた。
最後の審判の時が来た。
恐る恐る社長室の扉をあけると、
社長は、僕に背中を向けて立ち、
窓から快晴の空を眺めていた。
僕は、冷汗が止まらず、
指をもじもじさせながら
頭を垂れていた。
社長がおもむろに口を開いた。
「あんなー、君はな、クビや。」
「今日限りでうちの社員じゃない。」
眼前暗黒感を覚える
とはこのことだ。
足元がふらつき、
意識が朦朧としてきた。
3か月前に娘の将来はどうなる。
妻は、家族はどうなる。
僕の視界は、色を失った。
社長:
「でもなー、君とは長い付き合いやし、
どれ、わしが銭(ぜに)を貸したる。
商売でもやってみたらどうや?」
僕:
「え?」
何を言われているのか、
一瞬意味がわからなかった。
社長:
「何かやりたい商売はないのか?
明日からきみ無職なんやで。
なんか商売せなあかんやろ。
銭(ぜに)は個人的に貸したるから。」
僕:
「え、まぁ、僕は、
食べるのが好きなもんでして、
そば屋か、たこ焼き屋
などの粉もの商売をしようと思います。」
社長:
「ほー、ええやないか。
場所はどこでやろうおもとるんや?」
僕:
「天満(大阪の商店街)
でやろうと思います。」
社長:
「客単価はどのくらいを想定してるんや?」
僕:
「へい、900円です。」
社長:
「メインターゲットは誰や?」
僕:
「商店街に買い物に来る近隣の団地のおばちゃんと、
近くのマスコミのサラリーマンの方々です。」
その後も、
原材料の流通のこと、近隣ライバル店の動向、
広告を載せる媒体、リピーターの作り方、
商品の差別化方法、従業員の労務管理、
など、矢継ぎ早に、質問を受けた。
僕は、曖昧ながらも答えていった。
次第に冷静さを取り戻し、
思考が整理されてくるのを感じた。
同時に、
後悔の念が押し寄せてきた。
今回の件も、
ここまできちんと理詰めで
考えることができれば
こんな結果にはならなかったのに。
ただ、もう終わりなんだと、
現実を受け入れることにした。
あきらめかけた
その時、社長が、
社長:
「わかった。
その勢いでうちのマーケティング
を明日からもやってくれ。
以上。」
僕:
「え、どういうことですか?」
社長:
「だから、
クビは撤回や。
明日からもうちの優秀な社員として
頑張ってくれ。」
またもや、一瞬意味がわからなかった。
だが、こんどは自然と涙が溢れてきた。
ただただ、嬉しかった。
それから、20年後、
うちの社長の名前は全国に知れ渡った。
経営の神様、松下幸之助である。
社長の器が事業の器である。
追伸
どうも、小林です。
「今さら、小林登場とは、何じゃい。
わしは経営の神様に感動しとったんじゃ。」
というあなたには、
昨日紹介した『心のチキンスープ』がおすすめです。
生きていると
精神を病むときってありますよね?
そんな時、
あなたは、心療内科に行くかもしれません。
ですが、心療内科にいくと、
薬を処方されるだけです。
医者お得意の、
『対処』療法です。
そして、薬に依存します。
私も、鬱症状を発症した時は、
1年ほど薬を飲み続けていました。
一時的には、よくなるのですが、
薬をやめるときが大変でした。
ですので、薬よりも、
チキンスープをおすすめします。
挑戦することの素晴らしさ、
困難を克服する方法。
自分の世界観を美しいものにつくり
あげることができます。
成功して当たり前のマインドセットが
手に入ります。
*ちなみに、松下幸之助さんの
話は、私が他人から聞きかじったものを
アレンジしたものです。
記憶が定かでない部分があり、
間違いも多いかと思いますが、
ファンの方はどうかご容赦ください。
私は、経営の神様松下幸之助さんを
尊敬しています。
追伸2
私は、練馬に住んでいた学生時代。
居酒屋て○ぐで働いていました。
「おい小林、キュウリの切る角度が違うんじゃ!」
「おい小林、お前は、湯切りもできんのか!」
「おい小林、仕込みやっとけっていっただろが!」
まー毎日こんな感じで店長に
怒られていました。
それでも、店の中では
店長と一番仲良いスタッフでした。
店長は、キレまくる人でした。
そんな店長の口癖は、
「頑張れば、正社員になれる道もあるからな。
うちの店は、スタッフのことをきちんと
考えているんだからな。
正社員になれば月収25万ももらえるぞ。
だから、
今はつらくてもキュウリの切る角度も
ちゃんと覚えろよ。
」
ということ。
確かに、店長は私たちスタッフのことを
考えていてくれていたのかもしれません。
ですが、
店長の考えてくれていた道を歩んでいたら
今の私はありませんでした。
私を、億の世界に導いてくれたのは
メンターでした。
私が手にしたい未来を既に
手にしていたメンター。
言語化できなかったけども、
本当は心の奥底で憧れていた未来。
そのステージに引き上げてくれました。
あなたにメンターはいますか?
こっそり教えてください。
【秘密】
→
http://osmarke.jp/ostracking/groups/9210384/mental/
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2015/05/06 18:39
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